地球に生きるって、日々嬉しかったり悲しかったり

地球に生きることを、良きにつけ悪しきにつけ謳歌するためのブログ

人生はひとときの夢のよう…

タイのアユタヤ王朝、ビルマに攻め滅ぼされた跡に

先日、テレビ(某公共放送)で
平家の壇ノ浦の戦いについてやっていて、

見るとはなしに引き込まれて、
見てました。

その時の様子を聞けば聞くほど、
哀しいですよね。

見ていた息子も、

祇園精舎の鐘の声
 諸行無常の響きあり…」

と言い出したので、

中学で覚えたと言う、平家物語の続きを
思い出しながら、言ってもらいました。

祇園精舎の鐘の声

諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色

盛者必衰の理をあらはす

おごれる人も久しからず

ただ春の夜の夢の如し

たけき者もつひにはほろびぬ

ひとへに風の前の塵に同じ


なんて、哀しい…

でも、人生の普遍の真理だなと思います。

私も、多分人生の半ばを過ぎて、
いろんな人の人生を見てきましたが、

あんなに輝いていた人が
儚いなぁ…と思う体験をいくつかしてきました。

「儚い」(はかない)と書いて、
人の夢と書くんですね…

昔の人は、さすが分かってらっしゃる…

人は、昔から変わらないと言うことですね。


そして、
今、世界に注視されている彼の国も、
そういう運命だということは、必至ですね。

人類の歴史で、何度も繰り返されてきたことなのに、
人間とは、なんて哀しいもの…

5月の新緑のみずみずしい草木も、
夏の濃い盛りを過ぎて、
秋には、色づいて散っていくように

いずれ散る運命なら、
美しく生きたいと思う、今日この頃です。

 

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